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マッチングアプリに疲れた…は異常じゃない|「卒業組」と「消耗組」を分けた数字

マッチングアプリに疲れても失敗ではないと伝えるアイキャッチ

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マッチングアプリを開くのがしんどい。返信を打つ気力がない。それでも「ここでやめたら負けな気がする」と続けている——そんな状態の人に向けて、退会した人たちの調査データを整理しました。

先に結論だけ言うと、「疲れてやめる」は少数派の失敗ではありません。そして、疲れ切って退会した人と、恋人ができて退会した人は、利用期間がほぼ同じでした。分かれ目は別のところにあります。

目次

「疲れた」は退会理由の2位、男性に限れば1位

結婚相談所Presiaが2026年4月に実施した調査(マッチングアプリ利用経験のある20〜50代の男女200名・ネット任意回答)では、退会した最大の理由は次の順でした。

  • 1位: アプリ内で交際相手ができた(35.0%)
  • 2位: 疲れた・しんどくなった(27.5%)
  • 3位: アプリ外で交際相手ができた(8.0%)

男女別に見ると景色が変わります。女性の1位は「交際相手ができた」(37.9%)ですが、男性の1位は「疲れた・しんどくなった」(33.8%)。男性の3人に1人は、成果ではなく消耗を理由にアプリを離れています。

なお200名のネット任意回答という規模の調査で、発表元も結婚相談所です。数値は「傾向」として見るのが妥当ですが、この後の海外研究とも方向は一致しています。

卒業組と消耗組は「期間」ではなく「会えた人数」で分かれた

この調査で一番参考になるのは、退会した人を「卒業組」(交際相手ができて退会)と「消耗組」(疲れて退会)に分けた比較です。

卒業組(43.0%)消耗組(52.5%)
平均利用期間8.1ヶ月8.1ヶ月
実際に会った人数の平均8.3人3.9人

平均利用期間は同じ8.1ヶ月でした。一方、公表された比較で大きな差が出たのは、実際に会った人数です。

この調査だけで「会えない原因」まで断定はできません。ただ、「もう少し長く続ければ結果が出る」と期間だけを延ばすより、メッセージから対面までの進み方や、いったん休む基準を見直す材料にはなります。

海外研究も「続けるほど消耗する」方向で一致している

マッチングアプリ利用と心理状態の関係は、海外では継続的に研究されています。

  • 利用を続けるほど消耗感・無力感が増える傾向を追った縦断研究があります(2024年・約190名を追跡)。
  • 23研究・約2.6万人を対象にした2025年のメタ分析でも、利用者は心理状態が悪い傾向が出ています。ただし「アプリのせいで悪くなった」のか「状態が悪い人がアプリを使う」のか、因果はまだ確定していません。
  • 使う目的でも差が出ます。2025年の521人調査では、「いいねをもらって自分を確認する」承認目的の利用は孤独感が増えがちで、「会う相手を探す」関係構築目的の利用では増えにくい結果でした。

海外の研究なので日本にそのまま当てはめられず、アプリ利用が心理状態を悪化させる因果も確定していません。ただ、利用時間、利用目的、対面までの進み方を分けて点検する材料にはなります。

男性には「お金」と「会えない」の二重の壁がある

同じPresia調査で、男性側にはもう一つはっきりした特徴が出ています。

  • 「お金の負担が大きかった」を退会理由に挙げた男性は11.8%。女性(4.5%)の2.6倍
  • 誰にも会わないまま退会した男性は22.1%。女性(11.4%)の約2倍

この回答群では、会えないまま費用がかかる負担が男性側で目立ちました。全利用者へそのまま一般化せず、予算と休止条件を決める材料として使います。

複数のサービスを同時に開き、返ってこないメッセージへ時間とお金を使い続けると、どこで休むかを決めにくくなります。会えない期間の課金がどう溶けていくかは、課金が「アタリかも」で溶けるパターンポイントの予算の決め方で実例ベースにまとめています。

消耗組から抜ける3つの実践

データを実践に落とすと、次の3つになります。

1. 「会うまでの期限」を決める

メッセージを長く続けるほど相手を理想化して、会ったときの落差が大きくなることを示した研究があります(2015年・オンラインデート研究の定番。目安は17〜23日)。2〜3週間という結果は一研究の目安です。安全確認が済み、双方の意思が合う場合だけ、会う方向を検討します。

2. 目的を「関係構築」に寄せる

いいねの数やマッチ数だけを追う使い方がしんどいなら、目標を「今週は会話を一つ前へ進める」のような関係構築の行動へ寄せます。研究は傾向を示したもので、約束を作れば消耗を防げると保証するものではありません。

3. 損切りの基準を先に決める

「月○円まで」「○ヶ月で会えなければ一度離れる」を、疲れる前に決めておきます。長く使っても会えない状態が続くなら、同じ使い方を延長せず、一度休む判断材料にします。退会・休会の手続きはPCMAXの退会方法登録前に退会条件を確認する退会時のチェックリストにまとめてあります。やめる自由が確保されていると分かっているだけでも、消耗の質が変わります。

疲れる前に「確認してから使う」

卒業組と消耗組の公表比較で目立った差は、平均利用期間ではなく、実際に会った人数でした。だとすれば、始める前・再開する前に確認すべきなのは「どのサービスが、いくらで、どういう仕組みで対面まで進みやすいか」です。

実際に課金して使った記録はPCMAX実録レビューにまとめています。

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出典

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