※本記事に広告リンクはありません。18歳未満(高校生を含む)は出会い系サービスを利用できません。制度・統計・各サービスの条件は必ず公式情報で確認してください。
2025年のSNS型ロマンス詐欺は5,645件・546.4億円
警察庁が2026年6月5日に公表した令和7年(2025年)の確定値では、SNS型ロマンス詐欺は5,645件、被害額は546.4億円でした。前年より件数は47.6%、被害額は36.3%増えています。これは2025年1年間の集計です。
同じ2025年の確定値で、SNS型投資詐欺は9,523件・被害額1,288.0億円。前年より件数は48.5%、被害額は47.9%増えています。
接触の入口を知る参考として、ここでは2025年上半期の暫定値を別に示します。SNS型ロマンス詐欺の当初接触ツールは、マッチングアプリが796件で最多、次いでInstagramが575件でした。この2件数は上の年間確定値とは集計期間が異なります。また、SNS型投資詐欺の上半期資料でバナー等広告866件としているのは「接触手段」であり、アプリ名などの「接触ツール」とは別の分類です。入口だけで相手の目的を判断することはできません。
出典: 警察庁「2025年の確定値」(2026年6月5日公表)、「2025年上半期の暫定値」(2025年8月4日公表)。2026年9月4日確認。年間の件数・金額を確定値へ訂正しました。2026年の途中集計とは混ぜていません。
なお、この統計は「マッチングアプリという経路で接触された件数」であって、特定のサービスが危険だという評価ではありません。
信頼を作った後に、お金の話を持ち出す手口があります
警察庁の手口解説と、国民生活センターの相談事例(2026年9月4日確認)を、次の5点に整理しました。順序が前後したり、一部が省かれたりする事案もあります。
- まず好意的なやり取りを重ねて、恋愛感情や信頼関係を作る
- LINEなど外部アプリへ移動する
- 投資、暗号資産、副業といった儲け話が出る
- 少額で「本当に儲かった」体験をさせる
- 金額を上げさせ、出金しようとすると手数料や税金を要求される
注意したいのは、親しくなってから投資や送金を持ちかける場合があることです。やり取りの長さや親しさを、送金してよい理由にしないでください。
つまり、話が出てから相手を見極めようとするのは順番が逆です。判断は、感情が乗る前に決めておいた方が楽です。
投資・儲け話が出たら、送金せずにやり取りを止める
相手を詐欺だと断定できなくても、送金を断ることはできます。迷ったときに行動を止めるため、次の線引きを決めておいてください。
会う前に投資・儲け話・副業の話が出たら、そこで終了。
これは相手を犯罪者と決めつけるルールではなく、自分のお金を守るためにやり取りと送金を止める基準です。旅費や結婚費用、出金手数料など、投資以外の金銭要求でも同じように立ち止まってください。
補助的に、次に当てはまるときは距離を置く材料になります。断定の材料ではなく、あくまで判断材料です。
- プロフィール写真が完璧すぎる、または画像検索で他所に出てくる
- 早い段階で外部アプリへ移りたがる
- 会おうとすると、毎回もっともらしい理由で流れる
- 「特別なルート」「今だけ」といった限定の言い方が出る
- 相手の生活の話に、具体的な地名や時間帯が出てこない
外部アプリへの移行だけで詐欺とは断定できません。ただし、知り合ってすぐLINEなどへ誘導する行為は警察庁も注意を促しています。別の兆候がそろうまで待つ必要はありません。LINE交換のタイミングについてはLINE交換で気をつけることにまとめています。
会う前の確認は、詐欺対策とほぼ同じです
会う前にやっておくことは、初回に会う前のチェックリストに書いたものと重なります。相手が詐欺かどうかを見抜こうとするより、会う前に確認する手順を毎回同じにしておく方が結果的に機能します。
業者アカウントの見分け方そのものは業者が多いと感じるときとサクラチェッカーで扱っています。この記事では、相手の見た目やプロフィールよりも、親しくなった後の投資・送金の要求に注目します。
相談先は公的な窓口があります
追加の送金は止めてください。銀行口座へ振り込んでしまった場合は、警察と振込先の金融機関へ速やかに連絡します。これは金融庁の案内に基づくもので、返金を保証するものではありません。送金前で判断に迷う場合も、公的窓口へ相談できます。
早い段階ほど選べる手が多いので、「まだ被害と言えるか分からない」段階で相談して構いません。
よくある質問
Q. マッチングアプリより出会い系サイトの方が危険ですか。
警察庁の統計は接触ツールを「マッチングアプリ」として集計しており、出会い系サイトとの安全性の比較はしていません。この統計から、どちらが危険とは言えません。サービスを選ぶときは、インターネット異性紹介事業の届出番号が確認できるかを先に見る方が確実です。
Q. 少額なら試してもいいですか。
少額の出金を一度成功させて信用させた後、追加の送金を求める相談事例があります。少額を受け取れたことを安全の証拠にせず、相手に勧められた送金を止めてください。
Q. 相手が本人確認済みなら安心ですか。
本人確認の表示だけで、相手の勧誘目的や投資先の安全性までは分かりません。確認済みの表示があっても、投資・送金の話が出たら、その表示を理由に支払わないでください。
この記事で確認できていないこと
- 警察庁の統計は接触ツール別の集計で、サービス個別の発生率は公表されていません。
- 本文の796件・575件は2025年上半期の暫定値です。2025年の年間確定値と内訳も公表されています。年間内訳は警察庁の確定値の資料2で確認でき、本記事は上半期の数値を最新の内訳として扱いません。
- 手口の順序は警察庁の解説に基づく典型例で、すべての事案がこの順に進むわけではありません。
登録前に見る項目そのものはPCMAXを使う前の確認に整理しています。詐欺相談とは別に、PCMAXの利用場面を知りたい場合は、PCMAXの実録レビューを参照してください。

